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ACCUMU Vol.1 1989



 
 

 
 学園歳時記

 


清水 良夫 YOSHIO SHIMIZU
京都大学法学部卒。
元NHK教養番組ディレクター。
現在京都コンピュータ学院勤務。

 


学院プロモーションビデオ制作日記
清水 良夫


9月×日
 いよいよ構成台本にかかる。かねて長谷川先生に指示されていたのだが,8月夏期休暇中には,京都市文化課企画「京わらべ歌」の構成演出を,NHKサービスセンターより依頼されていたので,それが終わってからとお願いしていたもの。
 11月末の25周年記念大会に初公開の予定で,制作協力は前記NHK・SC,内容は20分と決まった…が,学院に奉職して日も浅い上,コンピュータに関しては無知にシンニュウをかけたような男。専門用語からしてわからない。誰かれかまわず初歩的な質問をする。特に鴨川校の新入職員5人衆は迷惑だったかも−。

9月×日  第1稿を,広報部にワープロで作成してもらい,校長・副校長連絡会で,学院長・長谷川先生はじめ,先生方のご意見を聞く。冷汗三斗の思いである。
 一部修正して,撮影用に第2稿を作る。

1.イントロ  
2.学院25年の歩み  
3.5校と百万遍センターの紹介  
4.特色ある学科・コース・クラブ  
5.異色学生・チャレンジ学生  
6.豊かな人間性をめざして  
7.活躍する先輩たち  
8.25周年記念事業    
(情報科学研究所・ボストン校)

 全部で20分だから,一つのパートが1分から2〜3分……一寸盛り沢山かな……。
 こうして,長谷川先生監修のもと,広報榎本さんにマネージャーとして協力を依頼。東京との連絡や資料写真の選択・焼付けなどをお願いする。

10月×日  いよいよロケ開始。  スタッフは,東京からディレクターと編集マン,大阪から東洋ビデオのカメラマン,助手,ビデオエンジニア,ライトマン−。今夏,「わらべ歌」制作の時とほぼ同じメンバーだったので心強い。
 プロモーションビデオといっても,やはり教育関係なので,ワンカット,ワンカットの構図を丁寧に−東山や賀茂川などを取り入れて情趣をおり込んでほしいと注文をつける。あとはスケジュール調整が主な仕事で,一々ファインダーを覗かないのが私のやり方。コレデヨカッタカナ?

10月×日  西野寮・大宮寮の撮影は,いずれも夜間なので2日にわけてスケジュールを立てていたが,カメラマン一行が連日大阪から車で往復しているので,1日にまとめようと誰かが言い出した。多数決?だから仕方がない。西野寮の寮母さんに電話して,今夕行くと連絡。(寮の夕食にありつこうと思っていたのに。)学生の晩飯を生つばのみこんで撮影を終るや,一路上賀茂へ。大宮寮の夜間授業などを撮り終えて,9時すぎ,河原町でトンカツ定食。ビールが旨かった。

10月×日  午前中は大阪ロケ。就職数からいえば,もっと多い企業はあるが,このようなロケにはその会社の広報・総務関係者の理解がないとやりにくいものである。あれこれ考えて校友会幹事会でお目にかかった,JAST・日本システム技術(株)の堀さん(71年卒)にお願いする。「情報処理技術者になってよかった」という感慨を1分で喋ってほしいと。オドロイタカナ。
 窓外のビルや高速道路をバックにと,こちらが注文を出したため,照明量がふえて,ブレーカー断。ビルの電気担当者に連絡がつくまでしばらく休憩。おかげで予定が遅れ,昼食に立寄った名神道路のドライブインから京都駅前校に電話する。

10月×日  NHK・SCがアメリカ在住日本人カメラマンに依頼したボストン関係映像と,京都・大阪ロケの分が,それぞれカセットテープにダビングされて届く。計3時間分はある。これを,まず東京のディレクターが大まかに編集。手直し,コメント作成,テロップ(字幕)発注,音楽,ナレーション録音と,これからが正念場である。学院諸兄姉の期待にこたえられるかどうか。バスの中でコメントを考えていたら,降車ボタンを押し忘れ,一停留所乗り過ごしてしまった。 (以下略)

   



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Revised:June 11, 1996

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