トップ » バックナンバー » Vol.18 » KCG保護者会が結成 サークルやセミナー活動で連携を密に

Accumu Vol.18

KCG保護者会が結成 サークルやセミナー活動で連携を密に

KCG保護者会が結成

保護者同士が連携をより密にしながらKCG・KCGIが開催する行事などに積極参加し,教職員と手を携えて学生の将来を考えていこうと,これまでの「父母懇談会」を発展させた「KCG保護者会(写真)」が結成され2009年5月30日,KCG京都駅前校で総会が開かれた。会長に高田文子さん,副会長に宿院安代さんを選任。今後,サークルを立ち上げたり,セミナーを開催したりするなどして保護者同士の親睦を深めていくことを盛り込んだ活動方針を決めた。

総会には保護者約60人が出席。冒頭,高田会長は「家庭と学校が距離を狭めて共通の認識を持ち,学生を支えていきたい。これまでの父母懇談会以上に,保護者同士のネットワークを広げていきましょう」とあいさつした。

引き続き,保護者会内に①キャリア支援(求人開拓)委員会②学習支援委員会③イベント・渉外委員会を設置することで一致。①キャリア支援委員会では,コミュニケーション能力の不足が指摘されることが多い昨今の若者に対して指導・助言をしたり,保護者が関係する企業に求人を呼び掛けたりする活動。②学習支援委員会は,たとえば「数学」など専門分野を持っている保護者が学校でセミナーを開催するなどの活動。③イベント・渉外委員会は,学校行事に共催するなどして積極参加することや,学校の安定発展のための学生募集協力活動などを展開していくとした。

また,保護者同士が親睦を深めるために,パソコン・コーラスクラブなどサークルの立ち上げ,パソコン講習会の開催などを繰り広げていく方向性も示された。

出席した保護者からは「18歳を過ぎた子どもに対し,どこまでバックアップすればよいのか,過保護にはならないか」という疑問が出された。これに対し,保護者会の理事を務める長谷川亘KCG・KCGI統括理事は「情報過多の時代でもあり,今や学校だけで教育は成立しない。大人たちが手を取り合って,次世代を担う子どもたちを育てていかなければなりません。KCGの名を上げて,卒業後の子どもたちの学歴を持ち上げていくことも必要です」と説明。高田会長は「今後,保護者の皆さんの意見をまとめ,学校の盛り上げや子どもたちの就職に有利に働くような活動を展開する保護者会となるよう知恵を絞っていきたい」とまとめた。

KCGとKCGIの教職員が▽学生生活について▽就職進路について-を説明する総合セミナーの後,懇親会が開かれ,出席者が膝を交えて交流を深めた。