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アメリカザリガニ平井のITって面白い!講座

アメリカザリガニ
平井善之さん

2013年5月12日

ユーモアを交えながらITについて語る「アメリカザリガニ」の平井善之さん
ユーモアを交えながらITについて語る
「アメリカザリガニ」の平井善之さん

人気のお笑いコンビ・アメリカザリガニ(アメザリ)の平井善之さんを招いた「私とIT」シリーズのトークライブ「アメリカザリガニ平井のITって面白い!講座」を2013年5月12日,京都コンピュータ学院京都駅前校で開催した。

中・高校生を中心としたアメザリファンが大勢詰めかけ,平井さんによるアニメ,ゲームとITの関わりなどについてのユーモアたっぷりのトークに耳を傾けた。平井さんは相方の柳原哲也さんとともに大のゲーム,アニメ,マンガ好き。ゲーム関連のいくつかの番組ではリポートを担当している。それが縁で,『モンスターハンター』シリーズではゲーム内イベントの依頼人として名前が登場し,「アメザリ防具」と呼ばれる真紅のエビ型の鎧も作成できるなど,ゲームに関するエピソードは数多い。ゲーム業界をユーザ視点で盛り上げることを目的として設立された団体・日本ゲームユーザー協会(JGUA)の会長も務めている。

平井さんの手元をスクリーンに映してゲーム実況
平井さんの手元をスクリーンに映してゲーム実況

子どものころはマンガを描くかゲームをするかのどちらかで内向的だったという平井さんは,「今,お笑い芸人として人前でしゃべっているのが不思議」と話し,ITを学ぶ学生に対して「自分をコンピュータに例えて考えてみてください。夢を持っているのなら,それを実現するためのいろいろな情報を演算処理しながら事例を積み上げ,成果として残していくのです。そうすれば必ず結果が出ます。夢は実現するのです」と強調した。平井さんが制作したFlashアニメやゲーム,スマホアプリの紹介もあり,訪れた人たちを楽しませた。

トークライブの主な内容は次のとおり。

「ポケコン」との出会いがきっかけ

「父親がビンゴ大会の景品でもらってきたと思われる電卓のような小さなコンピュータ『ポケコン』に中学生のころ出会い,それでプログラミングを始めたのがITと関わるきっかけです。専門雑誌を買ってきて,それに載っているゲームや家計簿作成など,いろいろなプログラミングに挑戦しました」

同人誌作りにのめり込む

「そのころは『おたく』という言葉すらありませんでしたが,私はまさにそのような人種でした。同人誌を作って,ゲーム情報,イラスト,ゲーム音楽の楽譜,プログラムなどを載せ,全国約500人の会員に発信していました。当時はアニメを描く良いソフトが無くて,食品包装用のラップに下書きしてパソコンのモニターに貼り付け,なぞって絵を描いていたのが懐かしいですね。今ある液晶タブレットなどは天国です」

ゲームイベントの盛り上げが役割

「ゲームのユーザとして,イベントを開催してコミュニティをつくり上げ,盛り上げていこうというのが,私が会長を務める日本ゲームユーザー協会発足の理由でした。どこかでイベントを開催すると聞いたらFacebookやTwitterで参加を呼びかけるとともに,会場に行って椅子を並べたり人員整理をしたり,写真を撮ってリポートにまとめたりといったお手伝いをするのが協会の役割です」

ゲーム,アプリ,FLASHアニメ…やりたいことはどんどんやる

「レベルファイブというゲーム制作会社から声を掛けられ,毎朝,開発室に〝出勤〞して本格的なゲーム開発に取り組みました。アプリでは友人と2人で作った無料の『平井善之の駄菓子アプリ とべ!入れ歯』がヒットして,App Storeのランキングで25位になったんですよ。私は絵を担当しました。『駄菓子アプリ』というネーミングは実家が駄菓子屋をしていたからです。ジャマイカからのダウンロードが最も多いというのは不思議な話ですが。Flashアニメも含め,私はやりたいと思ったことはどんどんやる主義です」

平井さん
近い将来,自分自身をデータ化したい

「自分自身だけでなく,人間をそれぞれ数値化,可視化すれば,どのような人間かが非常に分かりやすくなり,仕事やコミュニティなどの面で効率化されると思うんです。また,人間をコンピュータに例えて考え,いろいろな情報をCPUを使って整理整頓し,成果を積み上げていくのと同時に,不足しているものをソースコードとして足していく。そうすれば夢は実現可能なのです」

発信しないと取り残される

「スマート化社会を迎えるにあたり,いろいろなことを個人が発信していかないと生き残れない時代になってくるのかもしれません。情報インフラの整備はどんどん進み,流行・トレンドは目まぐるしく変わっています。ITについて私は何も知らなかったのに,やろうという強い思いがあったらできるようになった。皆さんもぜひ,一歩踏み出してください。さらには,日本語以外の言語,プログラミング言語でもかまいませんので,ぜひ学んでください」