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Accumu Vol.19

KCGIと韓国・国立済州大学校 デュアルディグリープログラム運営で調印

協定書に署名
デュアルディグリープログラムに関する協定書に署名した京都情報大学院 大学の長谷川亘統括理事長教授(左から3番目)と
国立済州大学校の許香珍総長(右から2番目)=2010年11月25日韓国国立済州大学校

KCGIは11月25日韓国国立済州大学校との間で単位を互換しながら双方の学位が取得できるデュアルディグリープログラム(複数学位プログラム)を運営していくことで合意協定書を交わした協定は日韓両国における高度なICT人材育成と両国の発展さらにはアジア地域全体の振興にもつなげていくことが目的

同日国立済州大学校で調印式がありKCGIの長谷川 亘 統括理事長教授と国立済州大学校の許 香珍総長が協定書にサインした

デュアルディグリープログラムの運営ではインターネットによる遠隔講義システムを積極活用していく計画で両大学の教育研究部門の交流が一層進むことが期待される

協定の特徴としては①韓国8国立大学の一つである国立済州大学校と日本の私立大学(専門職大学院大学)との協定締結である②双方で特定の研究科専攻に限定することなく双方の大学院で包括的に単位互換を行うという点で日本韓国間で初の締結である―などが挙げられる

協定に従って2011年春には国立済州大学校より2名の学生が第一期留学生として来日する予定

K C G I と国立済州大学校は2006年9月ICT分野の教育研究や相互の人的交流などを目的とした学術交流協定を結びその後の2008年9月にはインターネット上で双方の学生が受講できる日韓サイバーキャンパス構築への合意書も交わしている今回の協定締結は所期の目的実現に向け大きく前進すると期待される