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Accumu Vol.21

KCG365 2012

  彦根総合高校と学校連携事業協定を調印 出張授業など通じ生徒の能力伸長に尽力
  「KCGのeラーニングは世界的リーダー」コロンビア・ティーチャーズ・カレッジ学長が来校
  「中国との懸け橋に」KCGIの印さんが京都府名誉友好大使に
  マラウイの大臣がKCGへ コンピュータ教育の振興と交流語る
  文化の秋 多彩な公開講座 文科省の推奨行事を開催
  ベトナムからデータベース研修員を受け入れ、プロジェクトを支援
  「ウェアラブルには限りない可能性」京情協講演で塚本教授が強調
  難関突破,コンテスト入賞― 輝くKCGグループの学生たち
  2012年度より単位制を導入,学生募集を開始

2.10 京都府立高等学校情報教育研究会2011年度研究大会を開催

京都府立高等学校の情報教員を中心にした情報教育研究会2011年度研究大会がKCG,KCGIが協力し開催された。京都市立桂川中学校教諭の藤川聡氏が「中学校の情報教育について」,KCGI准教授の江見圭司先生が「パソコン並みの性能を持つスマートフォンに関する情報教育について」と題して講演した。

〈京都駅前校〉

3.6 NEACシステム100が情報処理学会「情報処理技術遺産」に認定

KCG資料館で保存,展示しているNEC(日本電気株式会社)製「NEACシステム100」が,一般社団法人 情報処理学会(古川一夫会長)から「情報処理技術遺産」の「認定機器」に選ばれ,同学会2011年度第74回全国大会の席上,長谷川亘KCG・KCGI統括理事長が認定証を受けた。

〈名古屋工業大学 御器所キャンパス〉

3.29 京都府の職業訓練「Webサイトプロデュース科」の修了式を挙行

京都府が求職者の方の再就職を支援するための職業訓練(中核人材育成コース)「Webサイトプロデュース科」の修了式を執り行った。ITの専門家であるKCGIの教員が丁寧に指導し,2012年11月2日からの90日間,合計360時間に及ぶスケジュールを終えた。修了式の前には,受講生がチームを組んで制作したウェブサイトの最終発表会も開催。修了者は4月からそれぞれの場所へ再就職をする。

〈KCGI京都駅前サテライト〉

4.1 KCGI札幌サテライトを開設

北海道札幌市の(株)デジック内にKCGI札幌サテライトを開設した。

〈KCGI札幌サテライト〉

5.26 ピアニスト杉谷昭子さんによる講演会を開催

国際的に活躍するピアニスト杉谷昭子さんの講演会を開催。ピアノとの出会い,東京芸大への合格,クラシック音楽の本場ドイツへの留学とデビュー,その後の活躍までを語った。

〈京都駅前校〉

5.31 京情協府民セミナーが開催

一般社団法人 京都府情報産業協会(京情協)が主催する府民セミナー『クラウドサービスを活用しよう!』(京都府中小企業技術センター共催,公益財団法人京都産業21・京都商工会議所・ITコンソーシアム京都後援)が開催された。KCGの学生や一般の方々も参加し,最先端のクラウドコンピューティングの話に耳を傾けた。講師は日本ユニシス株式会社U-Cloud事業部 関西支社ICTプロジェクト長の松角浩海氏。

〈京都駅前校〉

6.14~15 組込み総合技術展関西(Embedded Technology west 2012)に出展

5年連続の出展。エンジニアリング学系が参加し,カリキュラムや学生作品を紹介。出展は企業がほとんどという中,KCGの出展はすべて学生作品だったこともあって注目を集め,その技術力,流行の技術をいち早く取り入れた柔軟なカリキュラムに高い評価をいただいた。

〈インテックス大阪〉

6.22~23 数式処理ソフトMathematicaのユーザコンファレンスが開催

世界的に著名な数式処理ソフトであるMathematica(マセマティカ)に関するユーザコンファレンスが開催された。主なトピックスは,▽Mathematica を教育や研究に利用する▽Wolfram SystemModeler を使ったモデリング,シミュレーション,解析▽CDF(計算可能ドキュメント形式)を使ったダイナミックなコンテンツのオーサリングと配備▽Wolfram|Alphaで知識,計算,自然言語を融合する▽Wolfram Finance Platform を使って金融ワークフローを最適化する。

〈KCGI京都駅前サテライト〉

9.16 ETロボコン2012関西地区大会が開催

組込みソフトウェア分野における技術教育がテーマのイベント。社団法人 組込みシステム技術協会が主催,KCG・KCGIが「特別協力・開催協力」の形で開催を後押しした。産業界の技術者や大学,専門学校,高校の学生らが参加し,2輪自走式ロボットのスピードと障害のクリア,組み込むソフトウェアの考え方を示すモデル図の水準で競い合った。KCGIの学生チーム「ドット京都」が走行部門で6位,総合で8位に入賞した。

〈京都駅前校〉

9.21~23 京都国際マンガ・アニメフェア2012に出展

KCG・KCGIが京都市などと共催したマンガとアニメの祭典,京都国際マンガ・アニメフェア2012(京まふ)が開催され,出展したKCGとKCGIのブースにも多くの方々が立ち寄った。

〈みやこめっせ〉

10.1 KCGI東京サテライトを開設

東京都港区の(株)ヒトメディア内にKCGI東京サテライトを開設した。

〈KCGI東京サテライト〉

10.13,27 小中学生がプログラミングに挑戦~モノづくり倶楽部が開催

京都こどもモノづくり事業推進員会,京都市教育委員会主催の「京(みやこ)少年モノづくり倶楽部」第12回講座「パソコン入門①~プログラミングをしてみよう~」が10月13日に開催され,28名の小中学生がKCGの最新設備を使ってプログラミング実習に挑戦した。同27日には第13回講座「パソコン入門②」が開かれ,25名の小中学生が参加した。

〈京都駅前校〉

10.27 CGアニメコンテスト,CGアニカップを開催

KCG・KCGIは,株式会社 ドーガとともに,日本と台湾,EUの代表がCGアニメ作品の出来栄えを競う「CGアニカップ2012」(デンマーク大使館・KYOTO CMEX実行委員会後援,Google・ドワンゴ協力)を,文化庁の「メディア芸術人材育成支援事業」として開催した。同イベントに出場する日本代表の作品を決定する「CGアニメコンテスト」も同日に開催。

〈京都駅前校〉

11.1 創立50周年記念講演会第一弾・NAIS特別講演会を開催

創立50周年を記念した講演会が,KCGIに事務局がある情報システム学会日本支部(NAIS)との共催で開催された。創立50周年記念講演会としては第一弾で,一般社団法人 デジタルメディア協会 専務理事(元 富士通株式会社)の村上敬一氏が「コンテンツビジネスの動向と課題」として講演した。

〈京都駅前校〉

11.24,12.15 一般公開講座「コンテンツ産業特論」を開講

KCGI開講の「コンテンツ産業特論」を一般の方々にも広く公開した。アニメ,ゲーム,ファッションなどにおける同人活動を中心とした日本特有の文化を紹介し,その活動内容や市場,さまざまな社会への影響などを考察する講座。11月24日はKCGI講師で芝浦工業大学准教授の小山友介先生による「コンテンツの全体像」,12月15日にはKCGI講師で東京大学特任講師の中村仁先生による「クールジャパンとコンテンツ産業」が開講された。※2013年1月12日にはKCGI講師で東京大学特任講師の七邊信重先生による「マンガ・ゲームと同人活動」を開講。

〈KCGI京都駅前サテライト〉

11.28〜30 eラーニングアワード2012に出展

「eラーニングを取り巻く現状と未来」について豊富な事例とともに紹介・発表・議論する国内唯一の総合フォーラム『eラーニングアワード2012』に今年も出展し,KCGグループが誇る最新のeラーニング実施状況を紹介した。

〈秋葉原UDX GalleryおよびGallery Next〉

12.1 東京サテライト講演会を開催

KCGグループが創立50周年を迎えることと2012年10月にKCGIが東京サテライトを開設したことを記念した講演会を開催し,教育業界の方や校友など多くの参加者が集まった。講演会は,森田正康KCGI教授(株式会社 ヒトメディア代表取締役社長兼CEO)が「これからのグローバル時代に活躍する人材になるためには何が必要か?」を,日本の組込み技術を牽引する一人で本学も関わるロボットコンテスト「ETロボコン」を主催,技術顧問を務める二上貴夫さん(株式会社 東陽テクニカ)が「モデル化と組込み開発の20年」を,岡本敏雄電気通信大学学術院長(同大学院情報システム学研究科長教授)が「e-Learning の現状と将来~確かな学力の滋養と相互作用の重要性~」と題して講演した。

〈東京プリンスホテル〉

12.8〜9 映像産業振興機構の就職セミナーが開催

NPO法人映像産業振興機構(VIPO),株式会社 イマジカデジタルスケープ,クリ博ナビ2014が主催する「メディア・映像業界就職セミナー」がKCG・KCGI協力のもと開催され,西日本一円から,ゲーム,アニメ,映画,広告,音楽,放送業界への就職を目指す多くの学生が訪れた。9日にはアニメ製作会社株式会社 ガイナックスの武田康廣取締役・アニメーション製作本部長(KCGI教授)がガイナックスの歴史や社風などについて話した。

〈京都駅前校〉

12.9 京都太秦シネマフェスティバルの学生・若手クリエイターのコンテンツ市に出展

アート・デザイン学系の学生や教員が映画・コンテンツの祭典「第7回京都太秦シネマフェスティバル」に参画し,ブース出展で盛り上げた。

〈大映通り商店街〉


恒例行事

2.8〜9 KCGI課程修了プロジェクトの発表会

2.19 学生作品発表会 KCG AWARDS 2012

3.17 2011年度卒業式・学位授与式

4.8 2012年度入学式

5.1 KCG創立記念日

5.16〜18 フレッシュマンキャンプ・春期ハイキング

6.30 保護者会2012年度総会

7.1〜31サマーフェスタ2012
 ・講演会「祇園祭について」(7月13日)
 ・マイクロマウス関西地区大会(7月15日)
 ・学生によるIT講習会「ソーシャルメディア入門」(7月21日)
 ・学生によるIT講習会「マウスパッドを作ろう」(7月21日)
 ・親子で楽しむヴィンテージコンピュータ展(7月21日)
 ・みんなでコーラス(7月22日)
 ・コスプレ交流会・撮影会(7月29日)

7.3 閑堂忌 行事

7.16 京都府専修学校各種学校体育大会

9.18 9月卒業・修了生の卒業式・学位授与式

9.28 10月入学生の入学式

10.23〜24 秋期ハイキング

10.28 保護者相談会

11.1 KCGI創立記念日

11.2〜3 11月祭

12.1 KCG・KCGI東京校友懇親会

ワークショップ

5.21 天文ワークショップ

7.6 「全国同時七夕講演会@KCG」

7.7 鉄道好き集まれ!鉄道ワークショップ

8.18 電子工作入門『電子室内温度計』を作ろう!(京都市教育委員会・京都こどもモノづくり事業・みやこ子ども土曜塾との共催)


日本初「国際ITビジネスコース」を2013年度に新設

KCGIは2013年4月,オフショア開発(※1),BPO(※2),日系企業へのITサービスなどの専門家育成を目指した「国際ITビジネスコース」を新設する。いま世界では多くのIT関連企業がソフトウェアの開発を海外に発注している。修了生はこうした企業に就職し,国境を越えた開発の専門家として活躍することが期待される。このような内容を学び,研究するコースは,日本の高等教育機関では設置例がない。

新コースの特徴として以下のものが挙げられる。
外国語を基礎から学べる

国際派エンジニアになるために欠かせない外国語をじっくり勉強できる。基礎から勉強するので,外国語が苦手な人でも大丈夫。

ITの外国語を学べる

基礎的な語学はもちろん,ITの専門家として国際的に活躍するための言葉を学ぶ。

世界のビジネスを学べる

ITの専門家としてオフショア開発の経験を持つ講師陣が,世界でビジネスの一線に立つための知識を伝授。

中国で技術指導実習

KCGIの提携校で派遣講師としてITを教えるチャンスがある。貴重な異文化体験として,就職の大きな武器になる。

ITとビジネスが両方学べる

KCGIは大学でITを専攻した学生はもちろん,文系専攻の学生にも門戸を開いている。ITと経営をバランスよく学び,ビジネスの観点から開発やシステムに携わる専門家を養成する。

※1 ソフトウェアの開発を海外に発注すること。現在では世界的に一般化しており,ITの世界では言葉や文化の壁を超え,各国のエンジニアが目標を共有して開発が進められている。

※2 業務プロセスの企画・分析・設計(コンサルティング),IT技術の導入,人材や設備の準備(人材派遣など),プロセスの運用までをトータルで委託すること。