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Accumu ニュースこの1年「KCG365」

KCGIが韓国の大学等とeラーニング・MOOCの共同研究を開始

KCGIの教授などが中心となった科学研究費基盤研究プロジェクトチームは,これから世界的な普及がますます期待されるeラーニングとMOOC(Massive Open Online Courses)に関して国際的な研究を推進するために,韓国・国立済州大学校e-learning支援センターおよび「スマートグリードと清浄エネルギー融複合産業人材育成事業団」(韓国)と,「日韓e-learning,MOOCコンテンツ共同研究に関する合議書」を5月17日に取り交わした。

この研究は,岡本敏雄KCGI教授が中心となって2016年度から開始した,日本国科学研究費助成事業による研究プロジェクト「国際化を考慮した社会的ネットワーキング指向の次世代eラーニング基盤の開発」(科学研究費基盤研究(B)16H03087)の補助を受けて行われるもので,KCGIからは高弘昇教授,作花一志教授,江見圭司准教授が参加するほか,信州大学・静岡産業大学・大阪学院大学の教員も加わっている。

KCGI中心の研究プロジェクトチームは今後,韓国の大学・事業団と共同で,国際化を前提にしたeラーニングとMOOCコンテンツの研究を進めるために,三者間の交流プログラムの開発と運営,遠隔での共同研究を促進するための「実時間映像システム」の構築,年1回の共同ワークショップの開催,e-learningとMOOCコンテンツの相互交流などを進めていく。

KCGIでは近年のオンライン教育の普及・国際化の流れを受けて,2017年4月にメディアコラボレーションコースを新設し,コミュニケーションシステムプログラムと教育メディアプログラムを整えた。このコースでは現場の第一線で活躍するKCGI教員から,多様化するメディアや表現テクノロジー,最適なTV会議のシステム設計,eラーニング環境の構築,教育コンテンツの開発などについて実践的に学ぶことができる。